やりたいような、やりたくないような。
「あぁ、やっぱりな……」
仕事の休憩中、スマホの通知を見ると、メッセージがきていた。
中を読んでみると、思った通りの内容だった。
やっぱり、やらなくちゃいけない。
やりたくないわけではない。
ただ、「やれ」と言われるとやりたくなくなる。
やらなくちゃいけないこととは、反省文を書くこと。
私は悪いことをしたわけではない。
それなのに、反省文を書かなくちゃいけない。
「やれ」と言われなくてもやっていた。
ここ最近は、反省することばかりだからだ。
でも悪いことをしたとか、誰かに迷惑をかけたとか、そういうたぐいのものではない。
ただただ、自分の不甲斐なさをしたためるのだ。
できていないこと、できるはずなのにやっていないこと、
要は、自分との約束を守れていないから、それについて、反省をする。
しかも、ただの反省文ではない。
面白い反省文。
反省文に面白いって?
最初は、私もそう思った。
でも、反省文は、面白いのだ。
さて、考えよう。
面白い反省文を。
あ、反省文の披露はしませんので、あしからず……。