母さんのコロッケ

やっちゃいけないと思ってたんだ。

でも、やっちゃったんだ。

 

本を読むときに、これ絶対ヤバイやつ! と、感じることがある。

そんなときは、構える。

もしくは、備える。

 

準備がないと、大変なことになる。

 

そうして、やっちゃったのが、今回の

『母さんのコロッケ』喜多川泰

 

明日、この本の著者である、喜多川泰さんの講演会に行きます。

愛知県の半田市というところで開催されるのです。

毎年、1月に行われていて

私が半田で講演を聴かせていただくのは、3回目。

今回は、初めてスタッフとして参加させていただきます。

で、ここでコロッケを販売するというので、コロッケといえば……これか!

ということで、買っていたのに、まだ読んでいなかったこの本を読みました。

 

さくさくっと、読み進めて。

ヤバイと思っていたので、なるべく気持ちを落ち着けて読んで。

細心の注意を払っていたのに。

 

ラストが気になってきたので、会社の休憩中に読んで……。

これがいけなかった。

気が緩んでいました。

 

あっ。

 

もう、ダメですね。

涙が止まらない。

 

続きが気になる。

涙が気になる。

なんなら鼻水も気になる。

 

うー、と静かに言いながら、読み終えました。

 

 

自分のルーツ。

 

考えたことありますか?

両親から生まれ、両親はそのまた両親から生まれ。

命は繋がり、繋がれていくもの。

 

平和な世界で、日常の中に命の危険を感じることなどない、この世界。

だからこそ、考えるべきことがある。

 

 

「すべての人間に使命があり、それを果たすために必要なものはちゃんと持って生まれている。

自分が持ってこなかったものを嘆く必要はない。

自分の使命を果たすために必要ないと自分で判断しておいてきたものだから」

 

あれがない、これがない、と言う人がいる。

それは、あの人がやってくれないからだ、と言う人がいる。

 

ないことを数えてもキリがない。

どうしても「ない」ことに目がいってしまう。

 

でも。

 

あることを集めていく方が、あるものを数える方が断然面白い。

「ない」ものは、「ある」人に助けてもらえば、いいんだ。

だから、人と人はつながっていく。

 

 

明日は、素敵な人たちと繋がります。

今から楽しみで仕方ない。

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