潜る女 アナザーフェイス8

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今年は読書日記を始めようと思います。

ただ通り過ぎていく本たちを、少しでも残しておきたくて。

どこまで続くかわからないですか、ゆるーく見守っていただければと。

 

2019年最初に読み終えたのは、

『潜る女  アナザーフェイス8』堂場瞬一

アナザーフェイス、第8弾。

昨年の終わりから読み進めていて、先ほど読み終わりました。

 

サスペンス好きなんですよねー。

特に刑事モノが好きで、さらにシリーズとなると好きが増幅されます。

 

最初の1冊目を手にしたのは、シリーズが続いてるのなら面白いのかな、という理由からでした。

もう、私の大好きな感じです。

 

刑事モノって、事件は殺人だったりするから悲惨なもので、気持ちもズドーンと落ち込みがちになるけど、そこを登場人物がカバーをしてくれる。

主人公の大友さんと、その同期の柴さんと高畑さん。

その3人の関係性が、いい。

私もそんな同期が欲しい。

そう思わせてくれる。

 

その中でも、今回はなんといっても高畑さん。

かっこよくて強い女性の象徴の高畑さんが、女としての弱さを出してしまう。

しかも絶対に出したくなくて隠していたのに……。

もういいよ、我慢しなくていいから。

そんなときだってあるよ。大丈夫だから。

だって私だって、いろいろあったよ。

誰にも言っていない、言うつもりもない、いろいろなこと……。

隣でそっと、声を掛けたくなってしまいました。

 

大友さんの息子の優斗くんの成長ぶりも、このシリーズの楽しみのひとつ。

絶対、学校でモテてるよ、この子。

性格が良すぎる。

 

それにしても、改めて見ると、『潜る女』ってタイトルはなかなかですよね。

読み終えてからなら、あぁ、そうね、ってことにはなるんですが。

 

さて、確か次のんも買っていたはずなので、続きを読み進めることにします。