逃げるな、自分!
交通費、もったいないじゃん
世間では3連休と言われている、この週末の予定を母に話したときだった。
交通費がもったいない、と言われてしまった。
確かに、そう。
仕事と京都を行ったり来たりの、サンドイッチの予定になっている。
結果的にそうなってしまったわけで、決して意図したわけじゃない。
普段はなかなか休みが取れない土曜日に休みになり、普段は休みの日・祝が仕事になっただけの話。
究極のサービス業。
そう呼ばれているのが、医療職。
来年度から、残業規制で会社に罰則が与えられるらしい。
その中でとりあえず除外されているのがドクター。
ここから残業になるから、とりあえず手術は中断します。えーっと、続きはインターバルを置かなきゃいけないから、13時間後にしましょうか。
なーんてことは言えないわけで。
長時間の手術があるかもしれない
夜中に急に病気になるかもしれない
事故だっていつ起きるかわからない
じゃあ、病院は24時間365日営業しますねー。
患者さん立場からすると、すごーく助かる。
病気や怪我は嫌だけど、患者さんがいなければ病院も成り立たないわけで。
患者さんを第一に考えた結果、そうなる。
さて、患者さん第一、というけれど、全てが全て、それでいいのか……。
さらに書き進めたいところだけど、これ以上は本職のグチになってしまいそうなので、やめておこう。
(ちょっと違う観点に変えてみる)
休みば欲しいよー!
と叫んでいる私は、ドクターにはならないなー。
と、ぼんやり思う。
ドクターになれる頭もないけれど、そこのところは置いておいて。
休みが欲しい、という欲求。
この欲求はどこからくるのか。
休みにやりたいことがあるから。
じゃあ、休みに何をするかってこと。
体を休めるのは……睡眠を取れば回復するので、睡眠時間が取れればいい。
本を読んだり、写真撮ったり、文章書いたり、海外ドラマ見たり、ゲームしたり、何か作ったり、何処かへ行ったり、誰かと話したり。
そんな休みにやっていることが、仕事にならないかなと、ときどき思う。
ときどきが、すこーしずつ、大きく長くなっているような気も、する。
ただ、やりたくないことがあるから、そこから逃げているだけなんじゃないの?
そういう自分の問いかけもある。
何を足踏みしているんだ。
ただ進めばいいだけじゃん。
振り払うように、そんな言葉も湧いてくる。
さて。
今日の仕事、がんばろ。
がんばって、早く終わらせて、京都に行こう。