春の戦い

あー、もうっ!

目がかゆい!

 

この話題だけは避けよう避けようと思っていたんですが、我慢ができなくなりました。

日常生活が、ままならない。

目はかゆいし、頭はボーっとするし、鼻水は出てくるし。

 

そう、花粉症。

 

最初に花粉症と診断されたときは、「なにそれ?」と思った。

目がかゆすぎて、母に目医者さんに行ってきなさいと言われた。

「花粉症だねー。目薬出しておくから」

いやいや、花粉症ってなに?

そういえば、学校の先生が花粉症だって言ってたような気がするけれど、なんなんだろう?

 

もう、30年近く前のはなし。

まだ花粉症という言葉が知られていない時代。

小学生だった私は、よくわからないまま過ごしていた。

 

それから、毎年毎年やってくる花粉。

春になると戦わなくてはいけない。

でも、戦う力はすぐに尽きて、負けるしかない。

 

今、すでに負けてしまっている状態。

 

朝が使い物にならない。

通常でも朝はぼーっとしているのに、3倍くらいぼーっとしている。

朝イチで、まず薬を飲むけれど、その薬が効いてくるまで動けない。

本当に、動けない。

ティッシュを片手に、目をこすりながら耐えるしかない。

薬が切れてくると、また使い物にならなくなる。

 

それでも、ここまでの長い付き合いになってくると、まぁ、仕方ないか、と諦める。

だって、どう頑張っても、負けてしまうんだもの。

負け試合なのに、頑張ったところで、仕方がない。

降参です、と白旗を振って、過ぎ去ってくれるのを待つしかない。

 

あぁ、GWが待ち遠しい。

連休が嬉しいとか、そういうんじゃなくて、花粉症が過ぎ去ってくれる時期だから。