演劇『殺し屋のマーケティング』

はぁぁ〜。


期待どおりだった。

いや、それ以上だった。

この物語は、私を何度感動させたら気が済むのだろう。


「こちらの席です」

と案内されたのは、舞台を丸く、取り囲むように置かれた椅子の席。

役者さんと観る人が同じ目線なんだ!

もうそれだけで、ワクワクする。


何年ぶりだろう?

舞台を観るのは、ほんとうに久しぶりだった。

舞台の上のシンプルな大道具。

上を見上げると、照明の数々。どのライトがどこを照らすんだろうなと、思い巡らす。


突然始まる物語。

本当に始まったのか、始まる前の演出なのだろうか。

気付いたら、舞台に入り込んでいた。

言葉だけではなく、本当に観る人が入り込むような演出。


いやー、この席で良かった!


400ページを超える物語を、一つの舞台で描く。

全てが詰まって、更なる物語も入っている。


やっぱ、すげーわ。


携帯で文字を打つのがもどかしいくらいの言葉が出てくる。

さて、これは帰ってから、もっと書かねば。